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早春の北海道4日目-3 襟裳岬一周3 襟裳→日高本線→苫小牧

2006年2月27日(月) その3

広尾からは襟裳岬を経由し、JR日高本線の様似駅まで約2時間バスでゆきます。
様似からはJRで、さらに3時間半、苫小牧まで各駅停車の旅です。
 ※ この部分の写真は、全て車窓からで、バスも列車も窓が猛烈に汚れている
 状態でしたので、写真、すごく汚いです、ご了承ください…。



広尾を過ぎると、すぐに海岸線。
…荒れてます…
猛烈な風。
ちょっと日が差してるのですが、それがまた不気味感アップ…。

車窓からの風景しか撮れないのですが、窓が汚れていてろくなものではありません…。
出発時は、何でこんなに窓が汚いんだー! と不満に思ってましたが、
襟裳岬に近付くにつれ、容赦なく吹き付ける風雪…
すぐに、仕方ないか…と思った…。窓閉まってるのに風圧で細かい水分が入ってきたりもしたし。




ただ、岬の先端付近では、雲の隙間から青空も見え、綺麗な山も見えてきたりもする。
日高山脈の南端にあたるのでしょうか。
こういう山が綺麗に全部見えてるような日に来たかった…まあ一部分でも見れてよかったけど。


ちょっと晴れてきていたこともあり、
この時点では、まだ、襟裳岬で降りるかやめるか迷っていました。

たしかに見晴らしもいい。天候もどんどん回復してきたし。海も綺麗。
でも、風が強いので、外に長くいられないだろうし、写真もまともに撮れないだろう。
景色的にも、雪が全くなくて、ちょっと物足りません。
(信じられない雪の少なさ…やはり昨日の雨のせいか!?)
しかも、襟裳で降りたら、次のバスが来るまでここで2時間潰さねばなりません。
ここで2時間取ると、その後の乗り継ぎの都合で今日の宿泊地、釧路到着が23時ごろになってしまう。
翌朝は5時起き予定。かなりキツイ…。

ダメ押しは、天気はともかく、進むにつれて風がますます猛烈になっていってたこと。
ちょっとした台風並ですよ、この風の強さは。
いろいろ考えた結果、降りるのやめました…怖かったんで…。
遮るものが何もないから飛ばされる…と真剣に思った…。



↑襟裳岬のバス停付近から。

レストハウスみたいのは見えていたけど、駐車場に止まってる車、なし、
バスの車窓から撮った写真をあとで見ると、レストハウスのシャッターが閉まっている…。
たぶん降りなくて正解だ…。
建物が閉まってたら、この暴風の中、どうやって2時間潰せばいいのか恐ろしくて想像もつかない。
そもそも、建物のあるとこまで無事に辿り着く自信がない。
そして、次のバスに乗る時に、バス停でバスを待つのが恐ろしすぎる…。



岬を越えると今度は岬の西側を海岸沿いに北上。
東側を走ってる時とは、海がもう全然違う…荒れ狂っている…。
猛烈な風で、バス横転するんじゃないかと思った。
思えば、本格的な、シケ ってものを初めて見た気がする。

途中からは雪も降ってきたりして、もちろん引き続き海も荒れ放題。
波しぶきなんだか泡なんだか雪なんだか、さっぱりわからん…。
とにかくバスにかかる風圧がかなりの迫力であることだけは確か…。
バスも少々遅れ気味。そりゃそうだろう…。
それよりこんな中、走り続けていることがすごいと思う。
散々なはずなんだけど、なぜかとてもわくわくしている自分がいる…。




…と思ってたら、遅れをほとんど取り戻し、無事JR様似駅前につきました。

降りる10分前ぐらいに車窓から通りすがりのバス停を見ていて気付いたのですが、
この区間は、珍しくJRバスらしい…。
…ん? …JR…?
もしかして、フリーパス使えるんじゃ?
と思って、降りる時に聞いてみたら使えるとのこと。
この区間の料金、2340円、危うく現金で払うところだった!
気付いてよかった。
にしても、JRフリーパス、使える奴です…。


バス停の真ん前に、様似(さまに)駅。

様似駅は、日高本線の一番南端の駅で、ここからJRに乗り、苫小牧まで向かいます。
様似駅からは、アポイ岳って山が間近に見え、とても綺麗なはずで、
ローカル列車とホームの後ろにアポイ岳って構図で写真撮るの楽しみにしていたのに
雪が降ってちゃ見えるはずもなく…。
日高本線からの車窓も、日高山脈が見えるはずだけど、これじゃダメだ…。残念。

様似で25分ほどあったので、何か食べるもの買おうと思ってたのに、駅にも駅前にも店がない…。
いくらなんでも駅前には小さい商店でもあるだろう、と思ってたのに、本当に何にもないんです。


↑駅前の様子。ただ、駅は、大きい道路から少し入ったところにあり、
その道路沿いになら、商店とかならあったと思います…たぶん…。
でも悪天候なのと時間がそんなにないのとで、そこまで行く余裕がなかっただけです。

駅は一見大きいけど、売店さえもない。
観光案内所とか書いてあるスペースはあるけど、それも冬季休業中…しーん…。
パンや弁当どころかお菓子すら買えず…食べ物買いそびれたまま列車に乗り込むはめに…。ふ…。



晴れていれば、バックに雪をかぶったアポイ岳がそれはそれは綺麗に見えるはずだったんですが…。
そういう写真に一目惚れしたのも、今日の計画考えた理由の一つだったので残念です…。
今日の朝はいい天気だったのでいけるかも? と思ったんですけどね…。
日高山脈の東と西でこんなに天気が違うなんてねえ…。
地形ってここまで天気に影響するんですね…。
また山が見える時に来てみたいです。


      *   *   *


様似駅を出発して、いよいよ、日高線の旅です。

最初はガラガラで、徐々に見えてきた牧場の写真などを撮りながら
右に左に座席を移動しつつ、列車の旅を楽しんでいたのですが、
途中の駅から、高校生が大量に乗ってきて突然満員。
一気に肩身が狭くなる…。まだ昼過ぎなのになぜ…。
旅行客というのはほとんど見かけないので、尚更肩身が狭い…。
肩身が狭くなり、身動きも取れなくなると、私の習性として突然眠気がきます。

日高本線では、サラブレッドの牧場が線路沿いにもいっぱい見れるということだったので
楽しみにしててたというのに…
…一番牧場が多いあたり、30分ほど、ずっと寝ていた…。
こ、こんなかんじんななとこで何やってんだーーー!!!
慌ててそこから写真撮ってみるも、タイミングいまいちだったり遠かったり…。
本当に数枚、しかも地味なのしか撮れなかった…。

…寝てた間…どんな景色だったんだろう…がっくり。
なんだか気付けばまた天気がよくなってきてるのに…ああ勿体無いことを…。



そうこうしているうちに静内で10分ほど停車。
静内はけっこう大きくて、有人駅だし、駅に売店もあり、いったん降りてパン買ったりする。
私はフリーパスなので乗り降り自由ですが、普通の切符の人も、売店に行くだけなら
改札通してもらっていました。
気付けば車内は再びすいてきました。

で、静内出発…して、割とすぐ、たぶん、節婦駅を越えたあたりぐらいから、
突然列車が徐行運転を始めた…徐行って言うか…ほとんど止まっていて辛うじてなんとか
動いている程度…。
一体何事??? と思ったら、車内放送が…。

「ただいま、線路に波がかぶっており、大変すべりやすくなっていますので
徐行運転をしています。ご了承ください。」

みたいな内容だった…。
せ…線路に波がかぶったら、運転中止かと思った…。
しかも、ワンマンカー、車掌さんはいないので、運転士さんが運転しつつ放送してるのだ…。
大変だな…。


窓の外を見ると、本当に大変なことになっている…。
もう海岸線すれすれを線路が通っているんですね…。


線路に波がかぶっている様子は私のいた場所からは確認できませんでしたが、
窓に波しぶきは飛んできていました…。
恐るべし北海道…大自然の猛威です…。なかなか体験できないことです…。

そこで列車はまた10分ほど遅れる。まあこれは本当にしょうがない。
むしろ、運転中止しなかったことに感謝。
この状況じゃ、私の地元じゃ絶対電車止まってると思う…。

しかし、この辺を過ぎると、あとは、徐々に天候も回復し、再びのんびりと車窓を見ながら過ごしました。




なんだかもうすっかり春としか思えない牧場風景…これで2月なんて信じられない…。
雪がなくてがっかりどころか、牧場が緑って…2月の北海道で…。




川が、流氷みたいになっていた…。
このあとの日程で行くはずの網走では、本物の流氷が全然ダメらしい、ということなので
こんな氷でもとりあえずありがたがって撮っておく。




一応次の乗り換えは20分ぐらいの遅れまでなら対処できるので、まあなんとかなるか、
ぐらいに思っていましたが、途中の駅で長めの停車時間のところがあり、
そこで一気に取り戻し、終点、苫小牧に着いたのは、定刻…。
こ、こんな大変な状況だったのに、定刻…。
恐るべし北海道…。


そんなわけで、日高本線は、
様似からのアポイ岳も見れず、沿線から見えるはずの日高山脈も見れず、
牧場が多い地域は寝ていてやっぱりほとんど見れず、で、予定してたことは
あんまり実現しませんでしたが、なぜかけっこう楽しかった…。
大自然の猛威を体験、って感じで…。
こんな荒れた天気の中の列車の旅なんてなかなかできるもんではありません。
広尾からのバスの2時間も、JRの3時間半も、退屈などしている暇はなかったです。
(って、途中寝てたくせによく言う…。)

でも、機会があれば、次は天気がいい時にまた来たいですね…。
ここは、夏の方がきれいかも?牧場は緑の方が似合うでしょう。
今年に限らず、この地域は雪が少ないようだし、今回も実際、中途半端だったし…。



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